高時川は、過去幾度となく堤防の決壊により大きな被害を出しています。その度に流域住民は貴重な人命や財産を失い、その復興に努めてきました。丹生ダムはこうした大量の出水時に災害を軽減できるダムです。又、高時川の中下流では、川が干し上がる「瀬切れ」が毎年のように発生し、生態系に影響を与えています。
　地域住民が安全で安心できる暮らしを実現すると共に、高時川やびわ湖の生態系保全に大きな効果もたらすためには、丹生ダムは欠かすことのできないものです。丹生ダムの早期実現を図るため、住民の熱い思いを一つにまとめ国土交通省に届けましょう。
　
　湖北土地改良区では、「高時川の明日を考える住民大会実行委員会」事務局として地域の皆様の声を聞かせて頂くと同時に、それを国・県に伝えるパイプ役として丹生ダム早期実現に向け、今後一層努力していきますので多くの皆様のご協力をお願いします。

堤防決壊他の写真

■堤防決壊はいつ起こるかわかりません
平成15年8月、台風10号による大量出水状況 （びわ町難破・びわ町落合）

■毎年のように川が干上がっています
平成15年10月、瀬切れの状況 （湖北町馬渡・びわ町落合）

必死な水防活動状況 （昭和50年8月　台風6号　びわ町　錦織地区）

「第１回高時川明日を考える住民大会」の様子。

日　　　　 時：　　　　平成15年3月2日（日）
参加者総数：　　　　　　　　　　　　750　人

「第２回高時川明日を考える住民大会」の様子。

日　　　　 時：　　　　平成16年2月28日（土）　
参加者総数：　　　　　　　　　　　1,050　人

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