水土里ネット湖北

農業水利と治水史

  1. 農業用水について
  2. 井明神付近(高時川頭首工)について
  3. 湖北総合開発構想
  4. 国営新湖北農業水利事業

井明神付近(高時川頭首工)について

高時川本流と杉野川が合流する古橋地先は、それまでの山間峡谷から平野部に移行する絶好の取水地点であり、封建武家政治下にあって時の武力や政治権力の力関係によって、昭和17年(1942)県営事業による合同井堰が新設されるまで下図のように、6ヶ所の井堰がひしめいていた。

▼井明神井堰の配置図 ▼井明神井堰と関係部落
井堰名 取水
方向
関係部落
餅ノ井 左岸 丁野、中野、山ノ脇、河毛、二俣、下山田、郡上、伊部
松田井 左岸 高野
上水井 右岸 尾山、洞戸、田部、千田
大井 右岸 井口、持寺、保延寺、雨森、柏原、渡岸寺(以上、上六井組)
東物部、西物部、横山、唐川、磯野、東柳野(以上、下六井組)
下井 右岸 落川、高月、宇根、東阿閉
乙子井 左岸 雨森
▲数百年来の井堰 ▲昭和17年
完成した合同井堰

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